KnowledgeBox

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最新刊中心の書評。昔の掘り出し物もたまに書きます。その他雑感も。

応用情報技術者試験にゼロからから2ヶ月半の独学で合格する方法

本日応用情報技術者試験の合格発表があり、無事合格することができました。2月から始めて不安もありましたが、無事4/15の試験に合格するまでの勉強法を掲載しておきます。もちろんあくまで僕のやり方なので、各々自分に合うやり方にカスタマイズしていただけ…

歴史学の革命ー『歴史は実験できるのか』書評

歴史は実験できないーそれは長い間研究者たちの常識であった。分子生物学や物理学など、自然科学に分類される科学は実験科学である。変化する要素を一つ(あるいは複数)決めてその要素以外は全て揃えることで、考えたい要素が決定的な要因かを確かめるのだ。…

極端に生きろ!『読書という荒野』書評

恐怖—これが、この本に出会ったときに湧いてきた、最初の感情だ。"読書術"的な本に食傷気味になっていた僕は、もう決してこの手の本を手に取るまいと思っていた。ただこの本の表紙を見ると、どう見てもただ者ではない。その上、また秋元康さんの推薦の言葉が…

世界史入門決定版!『30の「王」からよむ世界史』書評

本書は、名君とされる30人の君主を通して、世界史を一気に辿る本だ。タイトルから言って、名君には時代や場所を超えた共通性があるのかと思いきや、読み進めていくとその期待が見事に裏切られていくのが本書の面白いところだ。君主が30人いれば、30人の生き…

【読書ノート】『スマホが神になる 宗教を圧倒する「情報革命」の力 (角川新書)』

スマホ—今やこれなしでは1日たりとも、いや、1時間も過ごせないだろう。これほど日々の生活に根付いた存在を宗教と比較し、宗教に取って代わる理由を丁寧に考察したのが本書だ。 スマホが神になる 宗教を圧倒する「情報革命」の力 (角川新書) 作者: 島田裕巳…

稀代のストーリーテラーによる『24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチラーターに?!』書評

『24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチラーターに?!』−このタイトルに惹かれてついついこの本を手にしまう。翻訳された山田美明さんがタイトルをつけたのかはわからないが、絶妙なタイトルだ。だって、原著の署名は『Thanks,Obama』だから。全然違うじゃない…

『黄金のアウトプット術』に学ぶ5つのヒント

書評ブログを初めて1週間。なかなかPVが伸びず苦しんでいたところで、前回の投稿 honzyme.hatenablog.com が幸いなことに著者ご本人に読んでいただけて、その結果として多くの方々に読んでいただくことができました。とはいえまだまだ文章の質にも、今後のブ…

天才の頭の中を完コピ!書評『破壊 新旧激突時代を生き抜く生存戦略』

本書は、葉村真樹さんという知の巨人の頭の中が全てつまびらかになった衝撃の一冊です。その点で、タイトルは単なる自己啓発書に見えている時点で少し損しているように感じます。しかし、プロローグを読み進めていくとそんな誤解は一瞬にして吹っ飛びます。…

科学崇拝の終焉〜『闇に魅入られた科学者たち』書評〜

純粋な学問の探究心が、特定のイデオロギーと結びついた時に起こる化学反応は、時に破滅的な被害をもたらす—本書はその残酷な事実を、豊富な例を通して我々に突きつける。胃液を口に含んだ外科医ジョン・ハンター、ナチスの大量虐殺の推進者オトマール・フォ…

DNAは変えられる!『ゲノム編集の衝撃』

ゲノム編集、誰でも一度は耳にしたことがある言葉です。しかし、なかなかゲノムの細かい話を知る機会はありませんよね!今回は知識ゼロからでも、ゲノム編集とは何かというところから応用範囲、期待と懸念までわかるようになれる素晴らしい本を紹介します! …

3冊読んで分かった!読まれる書評ブログの書き方

書評ってどうやって書くの!? 相手が知りたいと思うように伝える 行動を促すための3つのテクニック 1.ポイントを絞る 2.読者のメリットを考える 3.自分が伝えたいメッセージを断言する PVを獲得するために 内容を濃くするには 表現力を豊かにするには まとめ …